★めだかの稚魚★


★めだかの稚魚はとても小さく、卵からかえった直後はわずか5ミリにも満たない針のような姿をしています。そのため「針子(はりこ)」と呼ばれます。親めだかが小さいと卵も小さく、生まれてくる針子もさらに小さくなるため、生存率はどうしても低くなりがちです。反対に、大きな親めだかから生まれた卵はサイズも大きく、針子も元気に育つ確率が高いと、飼育歴5年の中で実感しています。 特にヒレ長めだかは成長するとヒレが長くなり、受精率が下がる傾向があるように感じます。Mサイズの親からは受精卵が多くとれることもありますが、その後の生存率は低下しがちです。やはり大きく育った親めだかから卵を採るほうが安心だと改めて思います。ただし相性の良いペアを選ぶのは難しく、合わない組み合わせでは喧嘩をしたり、メスが卵を産まずに過抱卵で命を落とすこともあります。オス同士がメスを奪い合って片方が弱ってしまうこともあり、生き物ならではの難しさを感じます。 それでも新しい発見や工夫の積み重ねがめだか飼育の魅力です。寿命は平均2年と短く、世代交代も早いため、針子が少しずつ成長し、Lサイズになってヒレが伸び、ラメが輝く姿を見ると、苦労が一気に喜びへと変わります。手間のかかる世話も、この瞬間があるから続けられるのだと思います。 各地では品評会も開かれており、中でも「日本めだか品評会」は年2回開催される大きな舞台です。いつかこの品評会に出品し、入賞できるめだかを育てたい――夫とそんな夢を語り合う日々です。★



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